アドセンスでシンガポールの税務情報を出せと言われて「居住者証明書」を出した話
このブログでもGoogleアドセンスを設定しているのですが、アドセンスのホームページに
お支払いが遅れることなく、税金の源泉徴収も適切に行われるようにするために、できる限り早急にシンガポールの税務情報をご提出ください。
と表示される用になっていた。
このメッセージで検索すると、運転免許証の写真をアドセンスの税務情報の管理でアップロードすればOKという記事を見つけたのだが、やっぱり運転免許証ではダメで「居住者証明書」が必要だよ、という記事もあり。
とりあえず面倒だから、運転免許証でワンちゃん行けたらラッキーということで、免許を写真に撮ってアップロードしてみたけれど、数日後「お客様が提出された書類を確認できませんでした。」というメールが来ました。
運転免許証ではNG。
他にもマイナンバーカードで申請している人もいたけど、結局マイナンバーカードもNGみたい。
やはり「居住者証明書」が必要なようなので、「居住者証明書」を取得した人の記事を参考に、自分もやってみることに。
ただ、居住者証明書(請求書)に記入する内容が記事によって微妙に違ってて迷いつつ、ではあるけど。
結局、自分がアドセンスに登録して承認済みとなった「居住者証明書」の申請方法は以下の通り。
居住者証明書交付請求書のダウンロード
国税庁のNo.9210 居住者証明書の請求のページから「居住者証明書交付請求書・居住者証明書(租税条約等締結国用)入力用」というPDFファイルをダウンロードする。
このファイルはPDFだけど、Acrobat Readerで開くと申請する人が入力するべきところは水色になっており入力できて、保存できるようになっている。
なお、ファイルのタイトルの通り一枚のフォームで上が請求書、下が証明書になっている。
住所などの必要事項の入力
PDFファイル内の①〜⑫に必要事項を入力する。
① 管轄の税務署名
(自分の居住地の管轄税務署を調べる場合は、国税庁の税務署の所在地などを知りたい方を参照)
② 提出する年月日
③ 日本語の住所を書いたあとに改行して、英語で表記した住所を記入する。
このときの日本語住所は、アドセンスの「お支払い情報」に登録している住所と同じである必要がある。
④ カタカナ表記の氏名
⑤ 漢字表記の氏名
⑥ ローマ字表記の氏名
⑦ 電話番号
固定電話や携帯電話の番号。国番号は付けなくても良い。
⑧ 「シンガポール共和国」と記入
⑨ 「Republic of Singapore」と記入
⑩ 上から3つのチェックボックスをすべてチェック。
⑪ 1と記入
⑫ 「Republic of Singapore」と記入
ここまで入力したら、PDFを保存。
PDFを印刷する
国税庁の居住者証明書の請求の説明ページにある通り、請求する際に居住者証明書は2部必要なので、入力したPDFを2部印刷する。
居住者証明書を請求する(郵送する)
確定申告時期で税務署が混んでそうだし家からは遠いので、郵送で請求することにしました。
郵送する場合は、印刷した居住者証明書2部と、切手を貼った返信用の封筒を同封して、管轄の税務署あてに郵送。
封筒の表面に「居住者証明書交付請求書在中」と記載しておきました。
証明書が届いたら
税務署から証明日などが記載された、居住者証明書が1部返信されます。(自分は一週間ぐらいで届きました)
届いたら、居住者証明書をスマホのカメラで撮るなどして画像ファイルに。
自分はスキャナで撮って、jpegファイルとしました。
ファイルサイズは50MB未満である必要がある。
その後、アドセンス画面「お支払い情報」を開き、シンガポールの「税務情報の追加」に進み‥
- 業種の選択→「個人の運営者」
- シンガポールに恒久的施設を所有していますか?→「いいえ」
- 海外ベンダー登録制度に基づいて、シンガポールの物品サービス税(GST)に登録されていますか?→「いいえ」
- 税法上の居住地→「日本」
- 居住者署名→「税法上の居住地の証明書」
と選択した後、書類のアップロードで、居住者証明書のjpegファイルをアップロード。
以上で手続きは完了。
提出してから3日後に「お客様の税法上の居住地における税務情報が受理されました」というタイトルのメールが届き、アドセンスの画面でも承認済みであることが確認できました。