転ばぬ先のスマートトラッカー(UGREEN FineTrack Slim Smart Finder)


ちょっとした外出する際に、スリングバッグに鍵とお財布とスマホを入れて持ち歩いています。

これまで、生まれてきて一度たりともお財布やバッグをなくしたことはないのだけれど、この先はどうかわからないので、転ばぬ先の杖としてスマートトラッカーを付けておきたいなーと思い立ったのです。

どこにつける?スマートトラッカーの最適な場所探し

じゃあ、どのようにスマートトラッカーを付けるか?と考えたとき、鍵はバッグの中についているフックに取り付けているのでバッグと鍵はもう一蓮托生の状態。そして、お財布は基本的にバッグに入れっぱなし。

お財布はバッグからフリーになることもあるけど、基本的にお財布の場所さえわかればバッグを含めた持ち物セットの場所はわかる。(スマホは出かけたとき以外はバッグから離れるし、スマホ自体でトラッキングできるので、これは別として)

特に、お財布は支払いなどでたまにフリーになるし一番の貴重品。やはり、一番安心できる状態にしておきたい。

ということでお財布にスマートトラッカーを付けるのが一番良さそうということに。

キーホルダー型か?カード型か?形状の比較

では、どのようなスマートトラッカーを付けるか?ですが、スマートトラッカーといえばAppleのAirTagが代表格。

でも、今だとAirTagのようなコインやキーホルダータイプの形状のものだけではなく、クレジットカードと同じ形状のカードタイプのものがあります。

製品としてはキーホルダータイプのものが多く、バリエーションもたくさんあるけど、例えばAirTagは厚さが8mmある。

キーホルダータイプは、それこそキーホルダー的に鍵につけるとか、バッグのポケットに忍ばせておくとかできるけど、自分が使っているごく普通の二つ折りの財布だと、小銭入れなんかに入らないこともないけど、入れてもスマートじゃない。

スマートトラッカーなのに、なんだか本末転倒な気分。

そうなると当然カードタイプになるのですが、同じようなカードタイプの中でもいくつか製品のポイントがあるわけです。

カードタイプ選びのポイント:厚み

まず「厚み」について。

ちなみにクレジットカードの厚さは、国際規格で0.76mmと決まっているそうです。

そのうえで、例えばAnkerのEufy Security SmartTrack Cardは厚みが約2.4mm。クレジットカード3枚分の厚みになります。

その他、新し目のもので薄さを謳っているものは、大体1.7mm前後といった感じ。

やはり薄いほうが、財布のカードケースにぎゅうぎゅう入れなくてすむので、やはり薄さは正義かな?

カードタイプ選びのポイント:バッテリー

次のポイントは、「バッテリー」について。

コイン形電池式で交換可能なもの、交換不可だがそのかわり利用期間が長いもの、充電式だけど専用の充電アダプターが必要なもの、充電式でワイヤレス充電が可能なもの、などがある。

コイン形電池のものは、だいたいちょっと厚みがある感じですね。あと、当たり前だけど、電池切れの際は新たに電池を買わないといけない。

交換不可で使い切りのものは、例えばこのロジテック スマートトラッカーでは、電池の寿命が最長5年となっており、このようなガジェット自体の寿命を考えたら十分な長さだとは思えます。

専用の充電ケーブルが必要なものは、利用できる期間も半年から1年としているものが多く、長く使える。ただ、電池が切れてたまにしか使わない充電ケーブルがなくなっていたら一巻の終わり。

ワイヤレス充電式のものは、一番便利そうなのだけれど、一回の充電で利用できる期間が他のタイプより短かったり、レビューを読んでみると、充電や電池持ちに関するネガティブなレビューがちょっと目に付く。

その他の選定ポイント

「厚さ」と「バッテリー」が主なポイントだと思うけど、その他にスマートトラッカーはiPhone用とAndroid用、どちらも使えるものと分かれており、製品の数としてはAirTagと同じ方式のiPhone用のスマートトラッカーのほうが一番豊富。

あとはデザインやブランド、値段などから気に入ったものを選ぶ、ということになるわけですが、結局自分は以下のスマートトラッカーを購入。

選んだ理由

これを選んだ理由は、厚さが1.7mm(これはだいたいクレジットカード2枚の厚さ)という点と、やっぱり使い捨てや電池交換ではなく充電できる点。あと、カードから出せる音が最大80dBであるといった点。

さらに、UGREENの製品はHDMIセレクタやUSBケーブルなど何度か買ったことがあって、作りは悪くないなという印象があったからです。

実際に使ってみての使用感

使い方も特別なことはなく、カード側でペアリングモードにしたあとiPhoneの「探す」アプリで登録するだけ。

充電は専用の端子が付いたUSBケーブルが付属されており、それで充電するのだけれど、次に充電するのはスペック通りなら12ヶ月後なので、やっぱりケーブルがどこかに行ってしまわないか不安ではある。

逆に、これを気に入って買増したら、使い道が他にない充電ケーブルが増えるわけなので、その点はやっぱりなんだかなぁと思います。

もう一つ特徴だった、最大80dBでブザーを鳴らすことができる点ですが、試してみるとまぁまぁの音量でよくある感じのビープ音が流れます。(iPhoneの「探す」アプリから「サウンドを再生」で鳴らすことができます)

財布に入れたりすると、これぐらいは必要なのかなといった感じです。

他にスペック上でのメリットとデメリットとしては、メリットとして、IP68の高い防水性能である点、デメリットとしてはUWBは非搭載でAirTagのような方向指示や正確な距離表示はできない点といったところでしょうか。

日々の安心のために

色々書きましたけど、今のところお財布に入れてから、スマートトラッカーが活躍する状態にはなっていないけど、日々の安心を得るという意味では、良い買い物だったと思っています。

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