スクリーンセーバーの起動を防止するためにマウスジグラーを買ってみた…けど


会社の情シスが出したお触れで「スクリーンセーバーは5分で起動、ログオンありで設定するべし」というものがあったのです。
でも、自分で設定は変えることができる状態だったので、リモートワークで自分しかいない部屋にこもっているのもあり、設定時間は長めにしてたんです。

でも、最近になって情シスが、そんなちゃんと設定しないヤツがいる状況に業を煮やしたのか、ポリシー設定でスクリーンセーバーの設定を5分でログオンありで、自分で変えられなくしたのでした。

この状態は、思いのほかめんどくさい。

なんかちょっと考えごとしてたり、PC以外で資料を見たりしていると、スクリーンセーバーが起動して、次に使うときにはマウスなりキーを押してから解除して、更にログオンしないといけない。

でも、こんな時のための機器として「マウスジグラー」なるものがあることを思い出したんです。
マウスジグラーというのは、勝手にマウスカーソルを動かして、あたかもずっとPCを操作しているみたいに偽装する機器。
なんだか面白そうなので買って見ました。

届いて早速使おうと思ったのですけど、USBに挿して使うもので、PCからはマウスとして認識されるからまぁ大丈夫だと思いつつも、中華メーカーの機器なのでビビりつつ。
(そもそも情シスにバレたらヤバいと思いつつ。だったら買うな)

でも試してみたいのが勝っって、思い切ってPCに差し込むとUSB機器の認識が完了特に問題なく完了。ジグラーについているスイッチを入れるとマウスカーソルが動き出しました。

カーソルの動きは3パターンあって、電源と同じスイッチを短く押すとパターンがきりかわる。
一番動きの少ない、数ピクセルゆっくり動くパターンで動かしてみました。

Amazonのレビューとか見ると「動作させても全然、気にならない」と書いている人もいたので大丈夫かなぁと思ったのですが…やっぱりそれなりに気になる。

ゆっくりだけど、ずっと止まることなく動いているんですよね、これ。
集中して画面を見ているときに、マウスカーソルが視界にあると気になってダメ。というか大体視線の近くにカーソルはあるものだし。

あと、自分の場合は、5分間PCをアイドルにすることを回避したいだけで、言い換えると4分59秒に一度1ピクセルでもカーソルが動いてくれればよいわけです。

動きが気になるし、なんかわけわからんデバイスを会社のPCに付けておくのもやっぱり気がひけるので、結局、取り外してしまいました。

ただ、やっぱりスクリーンセーバーの魔の手から逃れたいので、探したら一定の間隔でマウスカーソルを自動で動かして、スクリーンセーバーの起動なんかを回避してくれるソフトである「マウスふるふる」という言うものを発見。

「一定の間隔」というところがミソですね。ずっと動かれるのは困る。

ただ、これはフリーソフトなので会社の情シスに、黙って入れているのも見つかると厄介なことになる。

と思っていたら、この「マウスふるふる」の作者さんのページに、自分みたいに勝手にソフトをインストールできない人のため、PowerShellスクリプトでマウスの定期動作をするためのスクリプトを置いていてくれているではないですか。

「マウスふるふる」の機能を実現するPowerShellスクリプトを作ってみる - INASOFT 管理人のふたこと

こちらに書かれているスクリプトと、更にバッチファイルとして実行する方法の紹介もあったので、それらを参考にバッチファイルを作成しました。

そしてそのバッチファイルを実行すると…PCを5分以上アイドルにしてもスクリーンセーバーが起動しない、勝利。╭( ・ㅂ・)و  グッ !
しかも、全然マウスカーソルが動いていることに気づかない。

ちなみにスクリプトは、スリープ時間(マウス移動が実行される間隔)など設定できるので、そこは調節しました。

これで、煩わしさから開放される!!はず。

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