オンラインミーティングではマイクにも気を配ろう(MAONO USBマイク AU-GM10)
コロナ禍になってからリモートワークになり、最初の頃はオンラインミーティングでは顔出すの出さないので色々あったのですが、最近はミーティングの趣旨にもよりますけど、結構顔を出さないことが多い感じです。
世の中的にも音声だけのミーティングアプリとか流行ったし、会社ではslackを使っていますが、そのslackに音声のみのハドルミーティング機能が追加されて、前にもましてカメラを使わない声だけのコミュニケーションの場面が増えている感じです。
自分は外付けのwebカメラを使っていて、音声だけのミーティングでもそのwebカメラをつなげていたのですが、やっぱり音声だけのためにカメラをつなぐのも煩わしいし、カメラって置く場所が限定されるんですよね。
あと、自分の声をzoomの音声テストで確認してみたら、カメラのせいなのか結構こもった様な声になっているのに気づいたのですね。
この音声状況はちょっと改善したいぞ!となったのですが、マイクといっても色々あり、まずヘッドセット形式のマイクは装着するのがめんどくさいし、ブルートゥース接続のマイク付きヘッドフォンも接続する時の手間がイヤ、バッテリー切れとかめんどいし…ということで机に設置して使う有線のマイクを探すことにしました。
USB接続で、スタンド型、あまり邪魔にならない形状のもの、ガチ目の物じゃないけど安すぎない物、性能はまぁまぁで…という感じで探して行ったところ以下のマイクを見つけたのでした。
MAONOというメーカーのAU-GM10と言うPC用マイクです。
こちらを使ってみた感想ですが、
❍ 外観
まず外観は、アームの部分は自由に折り曲げられるもので(ちなみにこれを英語ではgooseneckっていうんですね)、台座含めスイッチ部分以外は全て金属で質感は良いです。
台座は小ぶりですけど、重さがあって安定感があります。
❍ ミュートスイッチとボリュームスイッチ
台座の中央にあるのがミュートするためのスイッチ。これを押すことでマイクからの入力をミュートします。これはzoomなどのアプリ側のミュートが行なわれるのではなく、マイク自体のミュートになるのでちょっと注意。
ただこのスイッチが実際に押し込まれてカチカチ音が鳴るタイプのスイッチではなく、タッチで切り替わるタイプとなっていて、ミュートにしようとしたときに動作音がマイクに乗らないのが良い点。
また自分が試した限りではミュートのON/OFFによるノイズがのるということもなさそうです。
ミュートにした時は赤く光って、通常時は緑に光るので分かりやすいですね。(このランプは通電している事の目印にもなる。)
ミュートスイッチの左右にあるのはPCのボリュームを変更するためのスイッチ。PC側の出力音量を変えらます。
なぜマイクに出力ボリュームが付いているかというと、台座にステレオミニプラグ用の出力が付いていて音声の出力ができるからなんですね。
自分はこのプラグを使っておらず、ボリュームスイッチが役に立ったことはないのですが、PC側のボリューム自体を手元で変えられるので、便利な場合があるかもしれないです。
❍ マイクの性能
単一指向性と言うことで音を拾う範囲が狭いかというと、机の上に置いて使う分にはあまりシビアに考えなくても十分音を拾ってくれます。
自分が普段使うスタイルだと、顔から30cm離れたところにマイクの先端がある感じで、口元にマイクを向けて使っていますが、ミーティングなどで問題なく使えています。(5cmから50cmでの使用を推奨しているみたい)
音質は詳しいことは比べたりしていないですけど、webカメラのマイクのこもった様な音から比べると、さすがにすっきりとした音になっています。
❍ USBケーブルが直付けではない
このマイクで思いのほか便利だったのが、USBケーブルが直付けではなくて本体側はUSB-Cの接続端子となっていたことです。
付属のケーブルだとちょっと長くて取り回しが面倒だったのですけど、短めのUSBケーブルに変えて良い感じに設置することができています。
❍ 使ってみて
使い始めてから1ヶ月以上たちますけど、今のところ不満点なく使えています。
(オンラインミーティングで使うマイクって、普段はマイクを通した自分の声を聞くことがほとんどないので、たまに相手にちゃんと聞こえているのか確認した方が良いですね。)