こんにちはMX Keys Mini おつかれさまKeychron K1
去年(2021年)の8月に、もう当分買い替えないと言ってKeychron K1を買ったのですが、そのK1を買う前のキーボード迷子期間のあいだ、浅いキーストローク好きな自分としてはロジクールのMX Keysが何度もチラチラしていたのですが、テンキーがあるのが自分としては決定的にダメで結局K1にたどり着いたのでした。
キーボードはこれで当分買い替えません!!(Keychron K1)
MX Keysは2019年9月の発売で、2年経ってもテンキーレスが出ないのだからきっとロジクールは今後も出さないのだろうなんて思っていたら、K1を買って2ヶ月ぐらいで、MX Keysからテンキーを削除したMX KEYS miniが発表されました。
マジか!そして良さそうじゃないMX Keys Mini!と思いながらもKeychron K1はそれなりに気に入っていたので使っていたわけです。
ただ、K1には不満点がちょこちょこあって、まずバッテリー持ちについて。
バッテーリはバックライトをOFFしてかつ、バッテリー節約モードをONにしておけば数週間もつのだけれど、このバッテリー節約モードは10分入力がないとキーボードをスリープにするというものなのだけど、スリープ復帰時の最初の文字が受け付けてくれなかったんですね。
なのでバッテリー節約モードはOFFにして使っていたのですけど、そうすると5日ぐらいで充電が必要になる。USB充電で充電中使えなくなるわけではないので、運用上はあまり問題がないのですけど、ちょっと煩わしい。
次に、キーボードに厚みがあって、パームレストは必須であったこと。
パームレストがないと自分はかなり打つのが疲れてしまいました。
パームレスト使って打ち疲れが解消できても、やっぱり邪魔なんですよねパームレスト。
さらに、購入当初からイケてないと思っていた点で、エンターキーやスペースキーの打鍵音がうるさい事。
タクタイルスイッチのタイプを購入したのですが、通常のキーは静かで底打ちしても悪くない音なんですけど、エンターキーは他のキーボードでもよくあるように、キーキャップ内に針金が渡してあって、キーの端で打ってもキーが斜めにならないようにしているのですが、この構造が明らかに良くない音を出してしまう。
エンターキーを打つたびに、針金とキーがぶつかる「ベシャン」といった感じの音がなる。せっかくタクタイルスイッチなのにっ。
(でもUS配列とかだと、エンターキーの形状が違うから音も違うのかな)
こんな不満があったため、とうとうMX Keys Miniに手を出してしまったのです。
ちなみに、これまで何度か書いているのですが、自分的なキーボードの選ぶ基準は以下になります。
- MacとWindowsのどちらでも使える。(キーの刻印が両対応)
- 日本語配列
- 複数台のPCと繋げられる。(つなぎたいPCは3台ある)
- 配線が煩わしいので無線(Bluetooth)
- 机が広くないしマウスまでの距離が遠くなるからテンキーは不要
- 浅いキーストローク
- 通常とは異なるキー配置はダメ
- できるだけ小さめ
- バッテリーの持ちがよい
- 打鍵音が静かもしくは心地よい音
最後の2つは、今回追加しました。(MX Keys Miniを買うための理由にしか見えませんが)
という事でMX Keys Miniは上の条件にすべて当てはまっているわけです。
ただ、購入する前にちょっと心配だったのがファンクションキーの割当で、例えばF5キーの位置はキーバックライト輝度アップに割り当てられており、標準のF5キーとして使いたい場合はfnキーと同時押しがデフォルトになっています。
しかし、この設定は、fn+escを押すことでメディアキーか標準ファンクションキーか、簡単に切り替えることができました。
このようにキーボード側だけで切り替えられるので便利でした。(そもそもメディアキー機能ってほぼ使わないので、いらないのですけどね…)
なおこの切り替えは、ロジクール専用ソフトのLogi Options上でも行えるのですが、もしかするとLogi Optionsが入っていないとfn+escでは切り替えられないのかもしれません??(試してないです)
次に、これまでに気になった点です。
fn+escの切り替え時のF12の右にあるinsキーの扱い
insキーもメディアキーとして「音量を上げる」に設定されていて、insertキーとして使いたいときはfnキーと同時押しする必要があるのですけど、fn+escを行ってもファンクションキーたちと異なり切り替わらないのです。insertとして使いたいときは必ずfnが必要になるわけです。
コレってほとんどの人は誤解するのではないかな。fn+escは「ファンクションキー」についての切り替えとは説明されているけれど、キーの並びから考えたら誤解するでしょう??
ファンクションキーの一味に見えるinsキー |
fnキーの場所
自分はあまりfnキーは使うことがないのですけど、スペースキーの左側って普通日本語キーボードだと4つキーが並びますけど、そこにfnは割って入られるとちょっと邪魔です。
fnはスペースキーの右側に配置したり、なんなら右側のcmdキーの代わりにfnキーを置いてもらいたい感じ。
スペースキーの左がちょっとごちゃっと感 |
ちょっとでも明るいところで、バックライトをつけるとキーの文字が読めない
これは、自分が使っているのが「ペイルグレイ」という白系だからかもしれないのですが、明るいところでバックライトをつけると白っぽいキーキャップに白いバックライトで文字を光らせるから、キーキャップと同化して文字が見えない!驚くほどキーキャップに同化して見えない!
左がオフで右がオン(最低輝度時) |
もちろん暗いとわかりやすいのですけど、自分は暗いところでは使わなのでバックライトはOFFにしてます。
ただ、このバックライト、ずっと点いているのではなく、手がキーボードに近づくと点灯するようになってます。(どこにセンサーがあるんだろ??)
他は、よくカーソルキーが小さいという意見がありますけど、自分の使っているMacBook Airのものよりちょっと小さいぐらいなのであまり気にならないですね。
あと、Macのキー配列に慣れている人だと左下にctrlキーが有るのがツライというのもあるのかな?自分はmacとwindowsで両方このキーボードで使ってますけど、windowsの寄りな人間なので特に問題ないです。
とはいえ、上記の気になった点はどれも慣れてしまえば、どうということはないものでしたが、自分の環境(MacBook Air)で使った時どうにもダメな事象が一つあって、それは「スリープにしても勝手にすぐに復帰する」という事象。
スリープが復帰する件は、以前からロジクールのマウスをBluetooth接続した時に発生する問題で、やっぱりキーボードでも発生しました。
この件については以下に記載しています。
MacにLogicoolのマウスやキーボードをBluetoothで接続するとスリープから勝手に復帰する件が解決!…せず
結局この症状は、Bluetooth接続ではなくLogi BoltというUSBレシーバーをMacにつけてることで回避しています。
ロジクールはこれまで、Bluetooth以外の無線接続としてUnifyingというUSBレシーバーに対応してきて、最近はビジネス用の機器むけとしてLogi Boltがありましたが、MX Keys Miniは一般用ではあるけど、Logi BoltのみでUnifyingは使えなくなってます。
なので、Logi Boltに統一したいということで、実はマウスもLogi Boltに対応したものを購入したのでした。
まんまと罠にハマった感がありますけど。
Logi Bolt接続にしてからは、スリープから勝手に復帰することもないし快適です。
あっ、Logi BoltはUSB-typeAなのでMacBook Airにそのまま挿せません。
自分はMacにつないだThunderbolt DockのUSB-TypeAに挿しているのですが、いくつかあるポートで接続がおかしくなるポートとそうじゃないポートがありました。
なにか干渉でもしてるんですかね??(※1)
接続に関してはWindowsのPCにはBluetoothで接続して使用してますが問題が起きていません。
接続先の切り替えは、fnとF1,F2,F3で切り替えられ、キーボードがmacかwindowsかを認識して記憶していてくれるので、複数接続はスムーズです。
Logi Optionsでの表示 ペアリングした切り替え先のPC名も自動で表示してくれる |
とまあクドクドと気になる点を書いてきましたけど、総じてできの良いキーボードですMX Keys Miniは。
今度こそキーボードは当分買い替えませんよー。
※1 Thunderbolt DockのUSBポートに接続したLogi Bolt(Unifyingでも)とマウスを接続していると、時間が経つにつれてポインターが飛んでしまうといった不具合が出ることがあったのですが、どうやら熱が問題だったようです。
接続しているDock自体が熱くなり、その熱がLogi Boltに伝わることで結構熱くなっていました。そのため、DockからUSBの延長ケーブルを接続して、その先にLogi Boltを接続するようにした所、ポインター飛びなどの不具合は起きなくなりました。
Logi Bolt自体では通常熱を持たないようなので、もし熱くなっていたらUSBポート自体の熱を受けてしまっているので、ポートを変えるか自分のように延長ケーブルを使うのが良さそうです。