ambie sound earcuffsを半年使ってきて思ったことあれこれ


以前からambieのイヤホンの中で、現在は販売終了となっているambie wireless earcuffsを使っており、その感想は以下で書きました。

音楽を聞いていても話しかけられたら答えたい(ambie wireless earcuffs)

ambieの特徴である外の音が聞こえながら音楽が聞けるというのと、耳への圧迫感が少ないという点が気に入って使っていたのですが、wireless earcuffsは肩掛けタイプで、長いケーブルが結構邪魔でした。

そんな中、フルワイヤレスタイプのambie sound earcuffsが予約販売を開始すると言うことで、これはケーブル長い問題が解消される!と思い予約して購入したのでした。

ただ、限定色のグレイを選んだのもあり、最初の予定よりは遅れて到着したのでした。
(2021年7月に予約し、到着したのが2021年10月)

到着した当時ですが、さっそく開封し充電ケースから本体を取り出そうとした時、ケースを開こうとするとナゼかちょっと引っかかり完全には開かない!?

さらにに開いたところ、ヒンジの部分がパキッ!て音がして開きました。
うわぁ〜早速やっちゃったかぁと思ったのですが、特に割れとかはなくその後は何度か開閉すると馴染んだのか、それからはいたって普通に開閉できてます。

充電ケースについて余談ですが、ambieだけでは無いですけどワイヤレスイヤホンのケースって表面がサラサラした感触の物が多くないですか?
このサラサラした外装って、手が乾燥しているとすごく滑るんですよ。
取ろうとして結構、スルッと行って落としそうになることがある。
AirPodsの充電ケースなんかはテカテカタイプで、手で持ったときはむしろ摩擦抵抗があるんであんまり滑ったりしないのですが。

本体を取り出して耳に装着する際は、これまでのambieと同じように片手で耳たぶを引っ張ってもう片方で装着するといった感じです。
慣れればすんなりいけますが、逆に言うとちょっと慣れが必要かも。

装着感ですが、以前使っていたwireless earcuffsと比べるとちょっと窮屈な感じはします。ちょっと大きいですからね。

また、これは個人差が大きいと思いますが、自分は装着する場所によってじんわり痛かったりすることがあります。
耳の上下にずらすことができるので、なるべく違和感のない位置で使うようにすればあまり問題にならないかと。

装着感に付いて更に言うと、例えば音楽を聞いているときに話しかけられて、再生を止めて話し込んでいるうちに付けているのを忘れて後で「アレ、どこに外したっけ?」と付けたまま探すぐらい!?装着感や圧迫感はかなり弱めです。

前モデルも耳への圧迫感はかなりなかったですが、ケーブルがあったのでそれなりに存在感…ケーブルが長くて顔に当たったり…があったのですけど、それもないのがとても良いですね。


これだけ圧迫感や装着感が少ないのにも関わらず、頭をブルンブルンさせても落ちることはなくその点は安心感は高いです。

メガネをした時の相性ですが、ambieを付ける場所が耳の中央なので、眼鏡の耳にかける部分がよほど食い込んでなければ干渉することはほとんど無いかと。

マスクに関しては、マスクを付けている最中は紐の形状によるでしょうけど干渉することはほとんど無いですが、マスクを付けたり外したりするときはambieに引っかかってしまうことがあるのでちょっと注意が必要ですね。


そして音質ですが、これはこれまでのambieのモデルと変わらずカナル型やインナーイヤー型の物と比べたら、全体の明瞭感や特に低音などはぶっちゃけ全然無いのですけど、それを理解した上で使うべきものなのかなと思います。

音の聞こえるレベルについては、ホームページなどのイメージだと外で使っていますが、車が横を通るような場所ではかなり音量を上げないと聞こえないと思います。
車の往来が多い道の歩道などではほとんど聞こえないし、電車の車内でも普通の音量ではダメだと思う。
また音楽ではなくてラジオやポッドキャストなどの語り中心のコンテンツなどは、余計に向かない。

ただこれって、ソニーのフルオープンスタイルのLinkBuds WF-L900を買った知人も「電車ではアカン」と言っていたので、外音がそのまま入るタイプはその広告とは裏腹に外で使うのは向かないのだと思います。

当然ながら家やオフィスなど静かな場所で使う分には十分音楽を楽しむことができるし、適切な音量なら、周りの人に音漏れすることはまずないです。

こういった使う場所・使い方に付いては割り切りが必要なのかなと思いますね。


本体に関しては機能としてボタンがあり、音楽の再生・停止などを行うことができます。

左右ともに1つボタンがあり役割が上記のように割り振られています。

この割り振りはambieのスマホアプリを使うと変更することが出来るのですが、自分はこだわりがないのでデフォルトのままにしています。

だだこの本体のボタンがイマイチ押しづらい。

耳につけた時に後ろになる方にボタンがあるのですけど、場所が分かりづらい。

ボタンはそこまで小さくないのですけど、触れただけではカバーがあるためどこだかわからない。

せめてボタンの真ん中の場所に、ポッチでも付けてくれればよかったのにとは思います。
タッチではなくて押し込みが必要だから、余計に場所はシビアですしね。


あと、上にも書いたambieのスマホアプリですが、ボタンのカスタマイズの他にイコライザー機能(バージョン2.3.5から、それ以前はなかった)があり、設定を変更すると音に差が出るのですが、あまり期待するほどの効果は無い気がします。

結局、アプリはほとんど使ってません。

ただし、ambie本体のファームアップデートを行うためにはアプリが必要になります。

…これも余談ですが、このアプリもログインが必要なんですけど、こういったガジェットのコンパニオンアプリってログイン必要な物が多いですよね。
だいたい買ったときだけ仕方なくアカウント作ってログインするのですけど、その後使わなくて、バージョンアップなんかでログアウトしちゃうと、アカウントとかパスワード忘れちゃうんですよね。無くしてくれないですけね、ログインって。


もう半年以上、ambie sound earcuffsをリモートワークのお家仕事で使っていますが、自分にとっては他のイヤホンでは得られない良さがあります。
適材適所で使うシーンを間違えなければナイスなガジェットだと思います。

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