ながら聞きイヤホン再び(ambie sound earcuffs AM-TW02)
ambieのワイヤレスイヤーカフ型のイヤホンは、初代の「AM-TW01」を発売当初に買って使っていたのです。
その時の記事は以下。
ambie sound earcuffsを半年使ってきて思ったことあれこれ
家でながら聞きをするときは、ずっとつけていても気にならないのでよく使っていたのだけど、たしか買ってから2年ぐらい経った頃に、片方が充電しても少ししか充電されなくなってしまった。
サポートサイトに書いてる対応を行っても治らずで結局、サヨナラ。
ただ、その前からケースにしまっている状態なのに、勝手に接続されてしまうといった不調があったりもしていた。
そこから、ながら聞き用のイヤホン(イヤーカフ型以外)を買ってみたのだけど、どれもambieほど付け心地が軽くなく、長く使うことにはいたらず。
そんなこともあって、ながら聞き自体をあまりしなくなったので、イヤホン自体が、まぁいいかって気分になっていたんですよ。
ambieのあと、世の中的にはイヤーカフ型のイヤホンがたくさん出回り、安い中華製のものから名のしれたメーカーのものなど、かなりバリエーションが見られるようになったけど、デザインではambieに優るようなものは見当たらなかったので、やっぱり、まぁいいかって気分のまま。
とはいえ気になっていて、ambieのサイトをのぞいてみては本体につけるカバーのバリエーションを出してないで、バージョンアップした本体を出せば良いのにと、何度も思ったりして。
そんなのぞき見(?)をしているうちに、ワイヤレスイヤーカフ型の新型「AM-TW02」が発売されるということを知ったわけです。
あの快適な、ながら聞きをもう一度ということで、ambieのストアーで予約注文したわけです。
このAM-TW02のリリースではAM-TW01と比べてアップデートされた点として、以下があげられていた。
・ブリッジ部分を軟質素材と形状記憶ワイヤーに変更し、装着が簡単に。
・マルチポイント、急速充電に対応
・本体カラーに新色2色を追加し4色展開に
・20色の着せ替えソックス(AM-TW01共通)でカラーアレンジ可能
一番良さそうな変更点は、ブリッジ部分の改良。
AM-TW01ではイヤホンを付けるとき、両手を使う必要(付ける耳の反対の手で耳たぶをつまんで耳を伸ばす必要)があり、ぶっちゃけ付けづらかった。
この点が装着感が改良されるなら、価値があるなと思って購入した感が強い。
ただ、それ以外の変更点はあまり刺さらず。むしろ音質的な変更点などはないのかな?と思っていたのだけど。
そして、届いたAM-TW02を使ってみると…
装着は確かに簡単になった。
上に書いたように装着に両手必須だったものから、ブリッジが柔らかくなったため、ちょっとなれれば片手でも装着できるようになったので、これは良き。
ただ、ですね、それ以外は前モデルと変わりが無いので、新しいガジェットを得たという喜び、みたいなものが無いんですよね。
前モデルのAM-TW01が2021年に発売されており、そこから3年たったけれど機能的な進化がほとんどないことに、ちょっとガッカリ。
たとえば、最近のイヤーカフ型のイヤホンでは、左右の区別がなく耳に装着したら左右を自動で振り分けるような物もあるけど、そういった進化が欲しかったかも。
音の面で、ambieは低音は出ないしかなり軽い音になってしまうのは構造上仕方ないと思っていたのだけど、別のオープンイヤー型のイヤホンではオープンイヤーであっても、結構低音もありクリアな音が出せる物もあるん。
ちょっと形状が変わってしまっても、もう少し音の良さにこだわったアップデートが欲しかった。
あと前モデルと変わらずで、ガッカリなポイントが本体のボタン。
耳につけたときに、耳の後ろ側にくる部分(大きな玉の方)の上面に再生や停止をするためのボタンがあるのだけど、カバーで覆われているので触っていてもどこにボタンが有るのか全くわからない。
小さくて硬めのボタンなのでかなり押しづらいく、未だに何度も押してやっとボタンにたどり着く感じ。
これについては、例えばカバーにボタンの位置が分かるボッチを付けるなどして欲しい。
ちなみに、左のカバーには小さなボッチがついていて、左右の識別ができるようになっているのだけど、それよりもボタンの位置を知らせるボッチを付けて欲しい。
もしくは、ボタンの位置をつまんだときにちょうど押せるような場所にしてほしかった。
とまぁ、不満点をあげてはみたけれど、やっぱりモノとしては気に入っている。
デザイン性や耳に付けていても気にならない点は、前モデルと変わらずグッドだし。
あとは、前みたいにバッテリーの問題が起きないで、お願い。