新品のエアコンなのに酸っぱいニオイがするのはなぜ
去年の夏に自室のエアコンから出る風がカビ臭くて新しいエアコンと交換しました。業者に頼んで掃除をすると言うのも考えたのですが結構安かったエアコンだったので10年は使ってないですが、十分働いたと言うことで交換。
いろいろ悩んだ挙句、普段買ったことがないケーズデンキのオンラインショップでダイキンのAN22XESKという機種を購入。
これは量販店用のモデルと言うやつみたいで、元の型番AN22XESというらしい。一番安いグレードのエアコン。
購入し取り付け工事の日を決めて、予定通り取り付け工事をしてもらいました。
取り付け工事の最後にガスを循環させるためとかで冷房を強風運転で数十分している途中で工事の人たちは撤収して行きました。
エアコンの慣らし運転も終わって普通に使い始めたところ、なんか酸っぱいような煙たいような臭いがしてくる…
最初はエアコンからだとは思わなかったのですけど、どうやらエアコンの運転が静かかな微風運転の時によく臭う感じ。
まさか新品なのに臭うわけが無いと思い、ドレンパイプから外の臭いでも拾っているのかと思ったけれど、そんなことはなく発生源はエアコン室内機本体。
新品なのに酸っぱい臭い…買った店に連絡しようかと思ったのですが、すぐ送り返したりできる物じゃないので面倒だし、きっと動かないといった症状ではなくてクサイだけだと掃除をして下さいとか言われておしまいかなーと思い結局は連絡はせず。
とは言えあきらめきれずネットで「エアコン 酸っぱい臭い」で調べてみるとほとんど汚れて雑菌が云々といった内容の記事が出てくる。
でも買ったばかりなんで汚れではないのは確か。
そんな中、以下の二つの記事を見つけました
ダイキンエアコン 酸っぱい臭いに対する考察
新品のエアコンなのに臭いがする!?2つの原因と対策法 | ハウスクリーニングの おそうじ専科
どうやら記事の内容からすると酸っぱい臭いは、室内機のアルミフィンについている親水塗料/親水コート剤の臭いのようです。
原因が分かったのですけど、対応法は温度を下げて運転すると気にならなくなると書いてあある程度。
確かに冷やす必要がなくて風だけ吹いているような時に臭うので、要は冷却フィンに水分があまりついていないときに臭うのかなと。
そして根本的な解決策はどうやら冷却フィンを交換するしか無いっぽい…
結局諦めながらも使っていると少しは臭いが落ち着いてきたような感じだったので、そのままつかっていました。
その後、冬場に暖房として使用する時は、酸っぱい臭いがすることはなく使えてました。
そしてまた今年冷房として使ったところ、懐かしの酸っぱい臭いが。
一年たっても健在でした…
薄くなったとはいえ臭うものは臭う。
無駄とは思いつつエアコンクリーナーをつかってみたところ、掃除をしたその日は微風運転でも臭わなくなりました。
が、しかし、3日もするとやっぱり酸っぱい臭いが復活してきました。
(そんな簡単に洗い流せるわけないか)
最初に億劫がらずに販売店やメーカーに問い合わせて修理してもらうべきだったかなぁ。
しかしこれまでいくつものメーカーのエアコンを買ってきたけど、この症状は初めて。ダイキンって空調メーカーだから信用できると思ってたんだけど、残念。
その後…
更に1年経って設置から2年目に冷房を使ったところ、微風や弱運転時に強く感じたあの臭いはやはり健在なのですが、さすがに(?)ちょっと薄れた感じです。
使っていると結露した水によって、臭いのもとが流れて行ったりするんでしょうね。