耐水ノートとフリクションペンで何度でも使えるノートが誕生
先日たまたま、メモを取ろうとした時に失敗したインクジェットプリンタ用の写真印刷紙があったので、そこにフリクションペンで書いたところインクののりがイマイチながらも普通に書くことが出来ました。
写真印刷用なのでつるつるの紙、もしかして?と思って書いた紙をウエッティッシュで拭いた見たところ、ホワイトボードに書いた文字を消す感じできれいに消えたのです。
あれっ、同じようにフリクションで書いてウエットティッシュで消すことが出来るノートを同僚が使っていたよなぁ…と思い探してみたところ、ロケットブックという商品がありました。フリクションペンで書いても濡れた布で消せて何度でも使えるし、スマホでの取り込み用の機能も備えているものですが、お値段がそれなりするようで。
結局の所、水に強い紙があれば同じことが出来るんでは?と考えていた時に、ふと以前に投票用紙に使われている、つるつるしているけど鉛筆でちゃんと書ける紙の事が気になって調べた事があり、それは「ユポ紙」というもので合成樹脂で出来た紙で、水にも強い紙だった事を思い出しました。
そこでユポ紙を使ったノートってあるのかなと思って探してみたところやっぱりありました。
耐水ノートという事で、水に濡れても平気、なだけじゃ無く、水の中でも(!)書けるノートということです。
紙は水に濡れても平気でも書くほうが水に弱くては意味がないので、紙自体が乾いている時は油性ペンで、濡れているときにも書くのはえんぴつを使います。
主にアウトドアでの筆記のための商品のようです。
さっそく購入して、フリクションペンで書いてみたところ書き味は万年筆で書いたみたいに滑るような感じ。悪くないです。
インクのりはどうかなと思ったのですが、文字が滲んだりはせず普通に書けます。インクが乾くと指でこすったりしても消えたりしません。
マイナスポイントは普通の紙にフリクションで書いた時は、書いてもすぐにペンの反対でこすると消せますが、このノートに書いた場合はすぐ消そうとするとインクが伸びでしまいます。数十秒たって表面が乾いた後には消せますが、ちょっと普通の紙よりは消しづらい感じです。さらにインクが吸収されていない為、消した後を触るとちょっとカスがある感じになります。
そして、本題のウエットティッシュで消せるかですが、これが見事に消せました。何のあとも残らずきれいに消えてくれます。
また、こすって消した際の消し残りやカスもなくなってくれます。
これは楽しい。
最初は消すのが楽しみだから、1ページ埋まったら消して、また埋まったら消して、とやっていたのですが、それだと永遠に最後の40枚目にたどり着きません(笑)
さすがに今は直ぐに消すことはしていないのですが、後できれいに出来ると思うと気兼ねなくじゃんじゃん使えます。
間違って油性のペンで書いたときがそのページの寿命となりそうですが、まだ当分の使えてしまいそうです。
耐水ノートはお値段は普通のノートよりは高いですけれど、使い方によってはコスパがめちゃくちゃ良いものかもしれません。