おバカな加湿器もスマートに(SwitchBot 温湿度計)


毎年冬には乾燥対策に加湿器は欠かさず使っています。ちょっと前まで安めの超音波式の加湿器を使ってましたが、それをスチーム式の加湿器に変えました。
ただのスチーム加湿器には最大の欠点があってそれは電気代。(以前の記事:スチーム式加湿器の電気代

つけっぱなしにすると加湿をグングンしますが、電気代もグングン上がります😓。自分が買ったのは消費電力が200Wのものなので、一日12時間それを30日使ったとしたら2000円ぐらい掛かることになります。

湿度センサーが付いている加湿器なら設定した湿度になったら運転を止めるとかするのですが、ON/OFFのスイッチしか無い加湿器を買ったので、手動で止める必要があります。

…と、電源スイッチしか無い物をわざわざ買ったのでは?と思われそうですが、実はその通りです。

以前、換気扇に付けて気に入ったSwitchBotのスマートプラグも合わせて買っておバカな加湿器をスマート化してやろうと思ったのです。

さっそくつなげて見たものの、スマートプラグにスチーム加湿器をつなげて、スケジュール実行でバッチリ…というわけには行きませんでした。

スケジュール実行すれば、湿度が上がりっぱなしになることは無くても、そもそも湿度は部屋の温度や天気に左右されるので、毎度同じ時間に点けたり消したりしたところでいい感じにはなりません。

となると、部屋の温度や湿度によって加湿器をON/OFFしたい。それを叶えてくれるのが、SwitchBotの温湿度計。


ただ、この温湿度計だけではスマートプラグをコントロールできなくて、更にSwitchBotハブというリモコン機能を持った装置が更に必要になります。
温湿度計はBluetoothでスマートプラグはwifi。それぞれを結びつけて動作させるためのハブと言う感じですかね。ハブは家電のリモコン(赤外線で制御)としても使えるのですが、今回はリモコンとしては使わず。

SwitchBotのスマホアプリに温湿度計を追加登録するとBluetoothで接続し、スマホから温度や湿度を確認することができるようになりますが、更にハブを接続するとwifi経由(クラウド経由)で確認できるようになります。

この状態まで来たら、アプリの「シーン」追加で条件とアクションを設定します。
以下の例では条件で温湿度計の湿度が40%より低くければ「加湿器」と名前を付けたスマートプラグをON、ただ寝ている間ははOFFにしておきたいので日時設定で8時から24時までの間だけ有効となるようにしています。

ONにする設定

また、OFFにする設定は湿度が44%よりも高くなった時を条件にしています。(OFFの漏れが無いように日時の条件は入れていない)

OFFにする設定

そして、この設定で実際に動かしたときの温度と湿度のグラフが以下です。ちなみにこのグラフもSwitchBotのアプリのものです。

温度と湿度のグラフ

湿度がきれいに波になってますね。
ただ設定の湿度になったら即時にスイッチのON/OFFが実行されるのではなく10分(?)おきぐらいで条件が実行される感じで、たまにもっと時間が掛かる場合があります。そのため設定では40%になったらONになるはずがもっと下がってからONになっているのがわかります。
きっちり動作することが必要なものには向かないかもしれないですが、自分は加湿器を使う分には十分な動作状態です。

この様にON/OFFしか無い加湿器がスケジュール+湿度センサーで動作するようになって、その働きっぷりをグラフで眺められて便利でちょっと楽しいスマート化でした。


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